5月の後半の土日に、主たる目的としては、相馬市で毎年開催されている「相馬野馬追祭り」というお祭りを見に行って来ました。
なぜ、「相馬野馬追祭り」に行こうという気になったかというと、この日本の「祭の地図」という本を買ったのだけど、そこに色々な日本の主要な祭が載っていて、その中で特に「相馬野馬追祭り」が大きく取り上げられているのを読んで、「これは是非一度行ってみなければ。。」と思い立ったのがキッカケ。
そのついでという事では無いけど、通り道でもあったので、「大堀相馬焼」という陶器を作っている窯元と、そして「福島第一原発」および「東日本大震災・原子力災害伝承館」という福島第一原発の事故についての様々な記録物を展示している展示館を見て来ました。。
まずは、「福島第一原発」および「東日本大震災・原子力災害伝承館」の周辺の様子。
下記は、主要幹線道の国道6号を走っていて、恐らく「福島第一原発」に一番近い、本来の入口交差点の手前で車を停めて撮りました。
立て看板に書かれている通り、この交差点を左に曲がっても、通行規制が引かれていて、その先の原子力発電所の敷地には入れないようになっている。
上記の写真を撮った場所から100ⅿくらいの所から撮った、福島第一原発の遠影。↓
左側の道の手前にもガードマンが警備していました。
恐らくこの場所から、第一原発までは、1~1.5kmくらいの距離感。
原発の北側にある、常磐線の双葉駅から海まで来た防波堤の立て看板。この防波堤の先が海。
右に曲がって真っ直ぐ行くとすぐに、帰還困難地域で、
この様な通行規制がされている。原発関係者のみが通れるみたい。。坂を上った先が第一原発。
ちなみに、相馬野馬追祭りの行き帰りに使った常磐高速には、下記の記事にあるような放射線量のモニタリングポストが設置されていて、福島第一原発から7~8kmくらいは離れている筈だけど、放射線量は、1.8μシーベルトという値を示していました。。
一応、人間に大きな影響は無いレベルみたいだけど、上記の写真を撮った場所(1~3㎞圏内)には、モニタリングポストは無かったけど、恐らく5μシーベルトくらいはあったのかぁ。。
でも、この帰還困難地域への検問をやっているガードマンたちは、比較的まだ放射線量が高いこの場所に1日居るのだろうか。。
(上記サイトからの引用した、常磐道に設置されている放射線量モニタリングポスト ↓)
この福島第一原発にはこれ以上近づけないので、必要な写真などを撮って、最終的に原発の北側3kmくらいの海沿いに作られた「東日本大震災・原子力災害伝承館」に行って見学して来ました。
中には、原発事故が結構リアルな感じで、説明・展示がされている。。
建物の外には、津波で流されてグチャグチャに壊れた小型の消防車が展示。。↓
ニュースで毎年、少しずつの復興の様子は見てはいるけど、東日本大震災が起きて15年も経っているのに、まだまだ元の生活が取り戻せている感じではないな、と少し沈んだ気持ちになりました。。
次に、原発の近所から、一度東京方面に戻り、いわき市にある「大堀相馬焼」の窯元の一つである近藤学・近藤賢の親子でやられている「陶吉郎窯」の工房に行って来ました。
なぜこの工房・窯元を知ったかというと、たまたまNHKの「Dear にっぽん」という番組を見ていたら、その中で、この「陶吉郎窯」を経営している近藤さん親子が取り上げられているのを見て、いつか福島・相馬方面に行く機会が有ったら、ぜひ寄ってみようと思っていたからです。
窯に併設されているギャラリーの中はこんな感じ。どの作品もスバラシイ。
↓ ここは、息子さんの賢(たかし)さんの作品が展示・販売されているコーナー。
真ん中の白い貝の様な花器は、なんと100万円以上もします。。
息子の賢さんがちょうどいらしたので、奥様に、我々夫婦と一緒に写真を撮って貰いました。。
残念ながら、高額品は買えないので、下記のビールグラスを買って帰りました。。↓
これが中々面白いグラスで、なんと2重になっています。ハートの穴の奥に内側の器があり、中が空洞になっています。(どうやって作っているのか謎..)
この5/23(土)は、このままいわき市内のホテルに泊まり、そして、ついに、メインイベントの南相馬市で開催される「相馬野馬追祭り」に行って来ました。。
詳細は、下記参照。
まず、朝10時くらいから、町のメインストリート?を、約300頭の馬に乗って、地元の方々が、武将になり切って、街中を練り歩く「お行列」というイベントから始まります。
とにかく、その様子を見てもらいたい。
次から次へと、全く途切れることがなく、馬に乗った隊列が続きます。
なかには、後ろの方から、使い手の使者風の人が大将と思しき人の所に馬を走らせて来て、伝令を伝え、そのまま後ろの隊列に引き返すといった芝居のようなやり取りも見られます。
↓ 後続の旗の数を見て欲しい。。
そしてメインイベントは、このような大きな運動場の場所に、騎馬隊が集まって来て、ここで、「甲冑競馬」と言われる戦国時代さながらの装束で競馬が行われるのと、
その後に、近所の神社が用意する「神旗」と呼ばれる旗を、空砲花火で打ち上げて、それを、馬に乗った武将たちが奪い合う「神旗争奪戦」という合戦が行われます。
「甲冑競馬」 ↓
「神旗争奪戦」 ↓ 赤い丸で囲んだのが、「神旗」です。これを地上に落ちる前に、馬に乗りながら奪い合うという競技。。
今回、元々、訪ねてみたいなと思っていた福島県の相馬・いわきエリアに行き、それぞれ見てみたい事が達成出来て、非常に満足な旅でした。
大堀相馬焼も震災と原発事故で、しばらくの間は焼き物を作る事が出来なかったとの話だし、相馬野馬追祭りも、1000年の歴史があるのに、暫く開催出来ていなかったのが、最近、復活出来たらしく、て、本当にスバラシイなと思ったのだけど、本当に、福島という土地がもっと元気になれば良いなと思いつつ、東京への帰路に着きました。。
ガンバレ 福島!!
0コメント