2024.08.06 13:24DitO先日、NHKの朝ドラの後に続く番組の「あさイチ」を見ていたら、今やっている朝ドラ「虎に翼」のナレーションを担当している、女優の尾野真千子が出てました。その尾野真千子の最新作として、プロボクサーになり切れずフィリピンで夢夫を追う父親と、母親が亡くなって、父親を頼ってフィリピンにやって来た娘との再起?を描いた映画「DitO」を紹介してました。あまり尾野真千子という女優を良く知っていた訳ではないのだけど、番組内のトークが面白かった事もあり、先週末、その「DitO」を観て来ました。
2024.06.16 14:24悪は存在しないまたまたFMラジオの番組で紹介されていた、濱口竜介監督※の最新作品である「悪は存在しない」を観て来ました.... ※「ドライブ・マイ・カー」の監督題材は比較的狭いストーリーですがとてもリアリティがあり、映像も非常に印象的だったのですが、しか~し、最後のシーンの解釈が難しい...そして映画タイトルとストーリーの関係性も、いま一つ腹落ちしない。。ただ濱口監督がインタビューに答えているのを読むと、タイトルや最後のシーンの解釈は、この映画を見た観客に考えて欲しい、との事でした。映画も芸術の領域に近いものだと、頭を使って理解しないといけないので、難しいですな...
2024.04.29 09:34そして人生はつづくAmazon Primeで、マイ・スモール・ランド観た際に、同様のおススメ映画に載っていたのが「そして人生はつづく」でした。GWで少し時間が出来たので、観てみました。
2024.03.20 08:16Pay it forwardPay it forward とは?自分が誰かに世話になったり恩を受けたりした事を、単にその人に恩返しするのではなく、別の人を助けたり、何か無償で施しをすることで世の中に善意を拡げて行くこと指します。息子にも、普段からこの「pay it forward を心がけておけよ」と言って来たりしていたのですが、これを題名にした映画が2000年に公開されていたものを、今日やっと観ました。以前からこの映画は知っていたのだけれども、中々観る機会を作れなかったのですが、今日はちょっと天気が悪かった事もあり、先日のマイ スモール ランドに続き、Amazon Primeで観ました。
2024.03.10 14:23マイ スモール ランド経緯の詳細は後日、このブログに載せようと思いますが、前からチェックしていた「鎌倉 100人カイギ」というサイト経由で、2022年に公開された「マイ スモール ランド」という映画を知り、今日、Amazon Primeで観ました...主演の嵐莉奈ちゃんの演技がすごく上手かった。。雑誌ViViのモデルをしているクオーターの日本人だそうです。
2023.07.08 04:11「怪物」カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した映画「怪物」を観て来ました。今年3月に亡くなった坂本龍一が手掛けた最後の映画音楽になった事もあり、また是枝監督の作品ということ、流れていた「怪物だーれだ?」というフレーズのCMなど、期待して観ました。(最初、ホラーかサスペンス系の映画なのかと思ってました...)感想としては、だれでも意図せずして怪物(モンスター)になり得るのだ、ということを深く考えさせられました。ストーリーは分かり易いけど、訴えかけている事が深い。元の脚本で描かれているけど、映画ではカットされている場面もあるとのことで、原脚本も読んでみたいな、と思いました。
2022.11.13 13:05アムステルダム先日、デビッド・O・ラッセル監督が撮った「アムステルダム」というアメリカ映画を観て来ました。(観たという方も多いかもしれませんが。。)ストーリーを事前にちゃんと理解せずに、新聞の書評やラジオで「ラッセル監督の作品だし、ロバート・デニーロや有名俳優が多数出ていて、観て損はない作品」という感じの紹介を鵜呑みにして観に行きました。第二次世界大戦前の混乱期に、アメリカの政治・経済界で戦争を誘引するために暗躍する人々とそれを抑止する主人公たちを描いた映画ですが、主人公たちの人生にフォーカスを当てて、思ったよりも堅くなく描かれた映画でした。(元々、コメディー要素も入っているので当然と言えば当然かもしれませんが...)ロバート・デニーロやボヘミアンラプソディでフレデ...
2022.07.18 12:25プラン75知人の紹介で、倍賞千恵子が主演の「プラン75」という映画を観て来ました...日本の高齢化・高齢者をどうして行くべきなのか、今この時点で考えるべきでは?ということを投げかけた、かなり重た目の内容でしたが、非常に考えさせられる映画でした。自分自身としては、病院で寝たきりになるくらいだったら、とっとと死にたい派なのでこの映画の設定には一定の理解が出来るのですが、いざ、自分がその立場になったらどうなるか分からないな、というのが実感です。30代以下の若い人達には、中々実感を持って観れる映画ではないと思いますが、もし機会があれば是非一度観てみる事をお勧めします。。(カンヌ映画祭で特別表彰を受賞していて、LILICOもおススメしているので。。)
2022.04.03 12:112022アカデミー賞アメリカのアカデミー賞の各賞が決まりました。ウイル・スミスが、奥さんをジョークで侮辱したクリス・ロックを平手打ちした事が話題になっていますが、「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を取りました…まぁこれはこれで良かったなと思っていますが、耳が聞こえない家族の中で一人だけ聞こえて音楽の道に進む少女の物語「コーダ あいのうた」が作品賞を取りました。ラジオ番組で上白石萌歌ちゃんが、「泣けます」と絶賛していたこともあって観に行ったのですが、実際にとても良い作品でした。この映画は、いわゆるアメリカ映画的でハッピーストーリーなのですが、途中、耳の聞こえない家族・父親にフォーカスした演出パートがあり、とても感情移入する作りになっていました。そして一番感銘したのは、...
2022.03.17 14:27メタバースをちょっと知るFacebookが会社名を「メタ」に変更するほど、メタバースばやりですね。。先日、「レディープレーヤー1」という映画を見ました。約4年前に公開された映画ですが、メタバースが深く生活に浸透した未来が描かれているのということと、スピルバーグが監督した映画なので面白そうということで、Amazonプライムで観たのですが、仮想と現実が入り混じるストーリーとなっていて、こういったメタバースが身近になると予測されている数年後には、我々の生活もこの映画で描かれているようなものになって行くのかなと思った次第です...年齢によるものか、私自身は、やはりこのような仮想世界(メタバース)に没入する事はそう簡単には出来なさそうです...
2021.09.19 11:37ドライブ・マイ・カー今日、村上春樹原作で現在上映中の「ドライブ・マイ・カー」を家内と観て来ました。カンヌ映画祭で脚本賞を受賞したという事もあり、かなり期待して観に行きました。チェーホフの劇中劇と絡めている所があり、少し難解に感じる部分が有りましたが、主人公の西島秀俊とそのドライバー役を務める三浦透子のそれぞれが抱える家族の精神的な闇に対して、お互いの境遇を伝えあうことで乗り越えていく姿が描かれており、そのような家族の精神的な闇への理解と愛情、喪失感を消化していく事の難しさについて考えさせられました…非常に良い映画だったので、機会あれば、ぜひ他の方にも観てもらいたいと思います。