折角、仕事を辞めて時間が出来たのに、大学の授業レポートだとか、退職後のちょっとした諸々の手続きだとか、資格試験の勉強しないとな、とか言って、なかなか本を読む時間が取れていない状況。。
とは言え、5月後半から8月頭までに、比較的読み易い本を何冊か読んだので、一応、自分の備忘的にここに掲載しときます。
読んだ順ではなく、面白くなかった順に記載。
1.いつでも会社を辞められる自分になる(黒田真行著):食べログ的評価 2.8点
何かの雑誌か新聞に、一応、オススメの書評が載っていたので、つい買ってしまった。。
30歳代か40歳代の一般的なサラリーマンには参考になるかも知れないけど、例えば、「自分は、言われなくても率先して、仕事に取り組める人間か?」とか、「タテとヨコのつながりを持てるように意識しよう。15歳下の世代と友人関係を作れるか?」とか、「仕組みの中で成果を出すより、仕組みを作ることが出来る人間になろう」的な話など、殆どは、これまで自分が意識して来た事ばかりが書かれていて、残念ながら新しい気付きや知識になるものは殆ど無かった感じ。。
自分の意識の再確認というか棚卸しのような内容。
ただ、「40歳以降は自分を会社と見た時にどう経営すべきか」とか、「マイクロ起業家として独立出来る余地を持っているか?」といった部分の記載は、多少の参考にはなりました。。
2.食事の戦略 (古河久人著) :食べログ的評価 2.5点
これも筆者の経験談による、HowTo本。これも誰かのお薦めの記載を見て買ってしまいましたが、ちょっと残念。。 帯からして、ちょっと微妙だし。。
3.日本の祭 (柳田国男著):3.5点
自分が、今後、「日本の祭」を題材に色々と調べてみよう、と思っているので、本屋で見つけて買ってみました。
柳田国男は、ご存知の通り民族学の大家で、誰もが知っている学者。
日本の祭がどのように成り立って来たか?という事を自らが、昭和初期当時の日本の津々浦々を調査して回った情報を基に書いていて、当時の祭を取り巻く風俗を拾い上げており、非常に興味深い話なんですが、とにかく昭和16、17年頃に、当時の東大での講義をまとめた文体なので、難解な文章も多く読みにくいというか、なかなか頭に入って来ません。。(苦笑)
読み切るのに、1ヶ月半以上掛かりました。。
また、東大での民俗学の講義をそのまま本にしているので、書かれている内容が体系的にまとめられている訳ではないので、そういう意味でも理解がしにくい。。
自分の能力の問題かも知れないけど。。
4.なぜ働いていると本が読めなくなるのか? (三宅香帆著):3.6点
これも似たようなもんですが、日経の「スプツニ子!」の「静かな退職のすすめ」というコラムで紹介されていた本なのだけど、去年買って机に積んでおいたのをやっと読んだもの。
スプツニ子!のwiki ↓
本の主旨を一言で表すと、「仕事に全力(全時間)を費してしまっていると、(自分の好きな事や趣味などである)本を読む時間を持つ事も出来なくなるので、仕事の部分を如何に全力度を下げて(=半身の姿勢で)、余裕時間を持てるように出来るかが重要」という話です。
上の本の写真を見て貰えばわかる通り、あちこちのページに付箋を貼りながら読みました。。
まぁ言っている事は十分理解できるが、半身の形で仕事をやれるようにはどうすれば良いか、というところまでは言及されていませんでした。。
5.ダイヤモンドダスト(南木圭士著):3.8点
これも日経新聞の朝刊の最後のページに、この本の著者の南木圭士という人の「墓を移す」というショートエッセイが載っていて、「70歳代半ばで、群馬県の山奥にある親の墓を、自分の住んでいる長野県の自宅そばの公営墓地に移す」という話なのだが、非常に淡々とした文調に興味を持った次第。
この日経のエッセイの最後にこの南木さんのプロフィールも書かれていて、この「ダイヤモンドダスト」という作品が芥川賞を取ったという事だったので、買って読んでみました。↓
4つの短編が納められている文庫本でしたが、それぞれが中々に味のあるストーリーで楽しめました。
6.趣味力(秋元康著):3.9点
最後は、
ふと「今後、どこかで『趣味』について本でも書いてみたいな(まぁ素人なので、まず有り得ないけど)。ちなみに、『趣味力』という題の本とかって誰かが書いたりしているのだっけ?」と調べてみたら、秋元康が2013年に「趣味力」という書名で出版した本を見つけたので、読んでみたという次第。
ご存知のAKBや坂道グループをプロデュースした放送作家・作詞家の秋元康が46歳の時に、「仕事人間一辺倒だったところから陶芸を趣味にして人生の幅がすごく広がった」という内容の話で、大して目新しい事は書かれていないのだけど、以下のような文章にちょっと腹落ちして、それなりに読んだ価値があったかな、と思えました。。
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「歳を取ると、色々な経験をしてきた分、『初めて経験すること』が無くなっていく事実に気付かされる」
「自分が楽にできることばかりを選ぶようになると、確実に心も頭も錆びついて行く」
「人生、40代、50代になれば、教養課程は修了しているので、あとは専門課程として、自分の本当にやりたい事をやるべきだと思う」
「歳を取って来たら、生きがいや趣味を色々やりたいと考えているだろうが、実際は目の前の仕事に追われて、結局、定年になったら何か始めようという発想になるが、それでは遅いのではないか?
結果、あっという間に人生が終わりそうになってしまう、という事になり兼ねない」
「趣味といっても、色々と興味のあるものを試してみて、一番最後に、最も興味のある一生モノに出会えれば良いのではないか」
「『今とは違う道を歩く力』、『もう一つの人生を生きる力』、すなわち『趣味力』が残りの人生を豊かなものにすると思う」
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3ヶ月くらいで上記の軽めの6冊を何とか読み切りましたが、
まだ、書斎の机の上に、読めていない本が5,6冊残っているので、これらは秋の宿題という事で。。
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