日本人よりも日本を識る外国人 ①ウスビ・サコ氏

ウスビ・サコ氏をご存知でしょうか?
アフリカのマリ共和国出身で、現在、京都精華大学の学長をしている方です。
日本の大学で初めて外国籍で学長を務める事になった人です。

私は、本屋でこのサコさんの著作「これからの世界を生きる君に伝えたいこと」を手に取ってサコさんを知りました。

マリの裕福な家庭に生まれ、中国に留学するもアフリカ人留学生に迫害的な行動があって日本に移り住み、京都大学大学院で建築学を修め、現在に至るという非常に多様な経歴を持った人です。

この著書の中では、ご自身の経歴をもとにしたとても示唆に富む指摘をしていて、私は大変印象に残っています。例えば、下記のような事項です。

「仕事を目的にするのではなく、幸せになるために仕事をするというスタンスが大事」
「コミュニケーション能力の良し悪しの前に、人とのきっかけを作れるかどうかが重要」
「本来、学歴とは、学校歴ではなく、何の領域をどれだけ勉強したかが大事」

こちらの勝手な思いですが、ぜひ一度どこかでお会いしたいと思っています。

レオンな生き方

愛犬レオンとサッカーをこよなく愛し、たまにパラグライダーで空を飛んでるバブル世代が、趣味や世の中の出来事など好きなことを語ります

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