今日、村上春樹原作で現在上映中の「ドライブ・マイ・カー」を家内と観て来ました。
カンヌ映画祭で脚本賞を受賞したという事もあり、かなり期待して観に行きました。
チェーホフの劇中劇と絡めている所があり、少し難解に感じる部分が有りましたが、主人公の西島秀俊とそのドライバー役を務める三浦透子のそれぞれが抱える家族の精神的な闇に対して、お互いの境遇を伝えあうことで乗り越えていく姿が描かれており、そのような家族の精神的な闇への理解と愛情、喪失感を消化していく事の難しさについて考えさせられました…
非常に良い映画だったので、機会あれば、ぜひ他の方にも観てもらいたいと思います。
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