書き洩らしてましたが、8月11日の日経新聞朝刊の中に、〈直言×テクノ新世〉というコーナーで、カナダトロント大学の教授のジョセフ・ヒース教授へのインタビュー記事が載っていて、結構、気づきになる事が書かれていたので、一応書き留めておきます。
この記事の中で、ジョセフ・ヒース教授は、「スマートフォンの画面からとめどなく流れてくる大量の情報に集中力が奪われてしまった結果、熟考の習慣を失った人々は非合理的な判断に傾きやすくなり、思考停止、他者への攻撃的な態度といった傾向が出るとともに、次々に表示されるコンテンツには中毒性があり、気がつくと見入ってしまい、これを1日に何時間も眺めていたら、人生の長い時間をオンラインで過ごすことになる」と言っています。(一部、要約)
で、この日経新聞の記事の中に一緒に掲載されている情報が、NordVPNというサイトが集計している「世界各国の国民がそれぞれどの程度、1日にネットの情報を見ているか」という統計情報をもとに、平均寿命に置き換えた場合、「どの程度の時間(年数)を、一生のうちにネットを見ている事になるか?」というデータが示されています。
ブラジルや韓国の方がもっとヤバイのですが、日本人は、平均寿命84.4歳まで生きるとして、そのうちのだいたい11年4ヶ月分をネット情報を見て過ごす事になっている(1日24時間のうち、約3時間強の時間を、毎日ネットを見て過ごしているという統計データ)との事。
結構、なかなかな数字ですね。。まぁ自分もそんなとこだな。。
そりゃ、大量の情報に毒されるようになるわけだ.....
どうやって、その中毒に深く陥らないようにすべきか、、、よく考えないといけないな。。
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