最近気になった言葉

なんだかんだで忙しく、中々、本を読む時間が持てないのですが、最近目にした文面で「良いな。記録に留めておきたいな」と思った言葉を拾って、このサイトに載せておきたいと思います。


一つ目は、8月17日(木)付けの日経新聞朝刊の最終面36面の「交遊抄」という記事で、薬王堂ホールディングスというドラッグストアなどを展開している会社の副社長をされている西郷喜代子さんが「北に向かって咲け」というタイトルで寄稿された文章で、2011年の東日本大震災の際に、現地で甚大な被害で出る中で、西郷さんが以前から付き合いのあった、カネボウ化粧品の会長職を務められた高山外志夫さんという方から受け取った手紙の話です。

曰く、「盛岡の桜は石ば割って咲ぐ。盛岡の辛夷(こぶし)は、北さ向いても咲ぐのす。・・・南部の武士ならば、みごと石ば割って咲げ。盛岡の子だれば、北さ向いて咲げ。春に先駆け、世にも人にも先駆けて、あっぱれな花こば咲かせてみろ」という、浅田次郎著の「壬生義士伝」という新選組を扱った時代小説の一説を引用した手紙が届いたという内容でした。ちょっとだけ泣けます..

自分の想像が入りますが、恐らく西郷さんが岩手県?の出身なのだと思うのですが、それを幕末の小説から南部藩の登場人物のセリフを拾って「苦境に負けずに頑張れ!」というメッセージを送ったというエピソードを目にして感動し、この「壬生義士伝」を早速買って読んでます...(中々、読み切れていませんが。。)

そしてもう一つの言葉ですが、
私がお得意様になっているFMラジオのJ-waveの番組で、時たま車の運転中などに、毎週土曜日の15時から16時に放送されている「BIBLIOTHECA(ビブリオシカ)」という番組を聞くのですが、その番組は、元々電通やボストンコンサルティングなどでコンサルタントをやっていた文筆家の山口周と、欅坂46の長濱ねるがパーソナリティをやっています。

残念ながら、乃木坂や欅坂といったアイドルグループには全く興味が無いのですが、その番組の中で長濱ねるちゃんが、自分の学生時代の話をしていたのが気になって、長濱ねるちゃんのwikiとかをちょっと見たら、ねるちゃんのお姉さんのエピソードが載っていて、ちょっとだけ感動したので、このブログに載せておこうと思います。

それは、ねるちゃんが欅坂に入るのに両親が反対していたが、17歳の時に本人が上京することを認められた際の話として、ねるちゃんのお姉さんが、両親に「失敗する前に止めるよりも、失敗してから手を貸してあげた方がいいんじゃない?」と説得して、上京が許されたというエピソードです。
我が家の子供もすでに独り立ちしたので、このようなシチュエーションが訪れる事は無いですが、勤め先での仕事の機会などを含めて、自分でもそういう事を心掛けて行けるようにしたいと思った次第です....

レオンな生き方

愛犬レオンとサッカーをこよなく愛し、たまにパラグライダーで空を飛んでるバブル世代が、趣味や世の中の出来事など好きなことを語ります

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