1984

出版されたのは約70年前という相当な昔の本なのですが、ジョージ・オーウェルの著作「1984」を読みました。
ストーリーは、1950年代から時代が進み、世界が3つの大国(アメリカとイギリスを中心としたオセアニア、ロシアを中心としたユーラシア、アジア諸国(中国?)を中心としたイースタシア)に分割され、その3国が常に戦争状態となる中で、オセアニアでさえも社会主義的国家制度によって国が運営されて、すべては党によって思想統制・支配されているという社会が描かれています。
いまのロシアや中国そのものを予言しているかのようなストーリーであり、その内容に圧倒されました.....

そしてつい最近、以下の記事を目にしたのですが、まさに中国は「1984」で70年前に描かれたこの社会主義下の超監視社会を、今まさに、ウイグル自治区ひいては国内の全領域で実現しようとしているようです....本当に危惧すべき話だと思います。

今は、ウクライナ侵攻の方が何とかしなければいけない話ですが、陰に隠れた中国の動きも、世界の民主国家が協力して何とか止めなければ、全体主義国家がもっと恐ろしい事になるでしょう。。。


そしてこの記事も、この1984の現代性について触れているので、ぜひ目を通していただければと思います…

レオンな生き方

愛犬レオンとサッカーをこよなく愛し、たまにパラグライダーで空を飛んでるバブル世代が、趣味や世の中の出来事など好きなことを語ります

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